2012年01月19日

ふく


山口県下関市にやってきました。
JR下関駅で降りると金子みすゞさんが出迎えてくれます。

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「こだまでしょうか」のフレーズも耳に親しい童謡詩人・金子みすゞさんは、
山口県の大津郡仙崎村(現・長門市仙崎)で生まれ育ち、
下関で短い生涯を閉じました。
市内の唐戸界隈には「金子みすゞ詩の小径」として、ゆかりの地が点在しています。

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下関市といえばもうひとつ「ふく(ふぐ)」も有名です。
1888(明治21)年、当時の内閣総理大臣・伊藤博文が下関でふく刺しを賞味。
その美味を絶賛したことで全国に先駆けて
山口県でふくの食用禁止が解禁されたそうです。

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JR下関駅前の広場にある「ふく」の像をはじめ、
市内を歩いていると度々ふくに出逢います。

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下関駅から関門橋へ向かう途中、
唐戸界隈に差し掛かると
亀山八幡宮の境内にひと際大きなふくの像が建っているのが目に入ります。

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亀山八幡宮のHPによれば「日本一のふくの像」。
現地での表現は「世界一のふくの像」。
いずれにせよ大きなふくの像であることには違いありません。

ふく漁解禁に合わせて毎年9月29日にはこの像の前で、
航海安全や豊漁、商売繁盛を祈願するふく祭りが
関係者の間で執り行われるようです。

<ご当地フォルムカード>第一弾/山口県(ふく)が、記念撮影しました。

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亀山八幡宮から歩いてすぐ関門橋を望むエリアに、
下関最古の洋館にして現役として国内最古の郵便局舎である
下関南部町郵便局があります。

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装飾の少ない硬派な洋風煉瓦建築は、1900(明治33)年の竣工。

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そしてもう一つ、下関南部町郵便局といえば丸ポスト。

発明家・俵屋高七は赤間関郵便局(現在の下関南部町郵便局)の
郵便作業用具の制作、改良に取り組んでいました。
その傍ら、自動販売機等の発明考案に没頭。
当時としては画期的な発明を次々と生み出していく中、
丸ポストの考案は明治時代の郵便事業にとって輝かしい業績となりました。

1901(明治34)年に考案された俵屋式柱箱(初の赤い鉄製丸ポスト)は、
逓信省によって全国の主な郵便局に設置されました。




関門海峡と関門橋。対岸は北九州市の門司。
橋の下のトンネルを歩いて行くことができます。

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