2010年09月13日

達谷窟



中尊寺、毛越寺から西へ数キロ走ると、
突然、岩肌あらわな岸壁に大きなお堂が現れます。

岩窟に堂宇を構える窟堂として日本最大級のお堂。
それが達谷窟毘沙門堂です。

iwaya1.jpg


807年、征夷大将軍・坂上田村麻呂が建立したといわれる達谷窟毘沙門堂は、
長さ約150m、最大高35mの岸壁の下部に位置しています。

島根県の三仏寺投入堂を想起させる佇まい。


<ご当地フォルムカード>第一弾&第二弾/岩手県
(わんこそば&カッパ)が訪れました。

iwaya6.jpg

iwaya5.jpg

iwaya7.jpg


このお堂には上がることができます。お堂の上から周りを見てみます。

iwaya10.jpg


お堂から下りる際、木柱組の、お堂の足下を見ることができます。

iwaya9.jpg

この床下の空間は<守護不入>とされています。

諸国行脚の遊行の聖や山伏等が安住する宿として、

また戦に破れた武士がしばし身を隠して
その後に生まれ変わっていくための再生の場として、
さらには御先祖様の霊魂があの世から帰り集う聖なる場として、

今もなお人が立ち入ることの出来ぬ禁足の地とされているようです。



*****


この岸壁の左端の上を見ると磨崖仏があります。
これは我が国最北端の磨崖仏といわれています。

iwaya2.jpg

大日如来とも阿弥陀如来ともいわれています。
長い年月の風雨にさらされたことから一部はげ落ちていますが
はっきりとその顔も分かります。

iwaya3.jpg


iwaya11.jpg