2016年11月30日

錦帯橋


<ご当地フォルムカード>第二弾/山口県「錦帯橋」が
ついに故郷・岩国市に里帰りしました。

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岩国といえば作家・宇野千代さんのふるさととして知られている他、
シロヘビも有名です。そして岩国を象徴する存在が「錦帯橋」。

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日本三名橋のひとつとされる五連の反り橋
(中央の三連はアーチ橋)が特徴的な木造橋。

橋下を流れる清流・錦川、
橋向こうの山上に建つ岩国城と重なって
山紫水明の風景に見事に映えます。

訪問時はあいにくの雨模様でしたが、
<ご当地フォルムカード>「錦帯橋」が記念撮影をしました。

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「流されない橋を作りたい」という
先人たちの情熱と技術の結晶は、
フォルム美をも生んだといえましょう。

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当欄二枚目の写真で見える中央の三連アーチ橋
それぞれの経間は35メートルですが、その間は脚がありません。
経間35メートルを無脚で実現させたアーチ橋は
頑丈な組木技法によって橋の上からの圧力で
さらに強度が増すという仕組みになっているそうです。

錦帯橋が完成した300年以上も前に
そういった技術力があったことも驚きです。

現在の錦帯橋は「平成の架け替え」によって
2004(平成16)年に、
当初のアーチの美しさにこだわって生まれ変わったものです。


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うっすらと背後の山上にお城が見えるでしょうか。

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岩国藩初代藩主・吉川広家が1608(慶長13)年に、
暴れ川といわれる錦川に囲まれた
天然の要害の地である横山の山頂に築城したのが岩国城。

その後、第三代藩主・吉川広嘉が錦川に橋を架けることを決め、
1673(延宝元)年に錦帯橋は完成したのでした。


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錦帯橋の近くには、凛々しい佐々木小次郎の銅像があります。
作家・吉川英治氏が
「佐々木小次郎が、錦帯橋畔で柳の枝が燕を打つのを見て
”燕返し”の術を得た」という逸話をこの岩国で創作したそうです。

佐々木小次郎が用いた太刀は
物干竿とよばれる長尺なものだったとされているだけに、
銅像の小次郎が持っている太刀も相応のものですね。


最後に、岩国郵便局の風景印をご紹介したいと思います。

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錦帯橋のアーチの美しさを表現した風景印です
(風景印日付は画像消去処理をしております)。