2014年05月20日

西福寺開山堂と石川雲蝶

<ご当地フォルムカード>第六弾/新潟県「西福寺開山堂」が、
魚沼市の西福寺に里帰りしました。

まずは山門で記念撮影。

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西福寺(正式名:赤城山西福寺)は、織田信長の誕生と同じ
1534(天文3/宝寿2)年に開創された約480年の歴史を持つ古刹です。


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山門をくぐると本堂(右)と開山堂(左)があります。
1802(享和2)年に再建された本堂内の襖には、
江戸幕末期の彫物師・石川雲蝶による絵が施されています。

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「孔雀遊戯図」。

石川雲蝶は、1814(文化11)年に江戸・雑司ヶ谷で生まれました。
わずか20歳前後で江戸彫石川流を極めて苗字帯刀を許可されたと
いわれています。

30代になって新潟県の三条に移り住み、以降、越後人として
各地に数多くの作品を残し、現在では「日本のミケランジェロ」
(「東洋の」とも「越後の」ともいわれる)といわれています。


今年生誕200周年を迎えている、その石川雲蝶の作品の中でも、
とりわけ鮮烈な印象を残すものが、ここ開山堂にある
「道元猛虎調伏の図」です。

いよいよ<ご当地フォルムカード>が、開山堂内でその作品との
ツーショットに臨みました。


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雲蝶終生の大作といわれる大彫刻は、透かし彫りという細部に渡る
緻密さと彫りの深さから、見るものを圧倒する迫力を生んでいます
(許可を受けて撮影しています。実際には開山堂内は、撮影禁止
 となっています)。


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境内に出ます。
そこには、開山堂内にある木彫りの
「鬼退治の仁王尊」像を製作中の雲蝶をイメージした像があります。

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同じく境内で開山堂と記念撮影。

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開山堂が完成したのは1857(安政4)年。
冬は豪雪地帯でもあるこの地で、御堂を雪から守るために
昔は寺村の若者が命綱をとり茅葺屋根にのぼって雪下ろしを
していたそうですが、1999(平成11)年に、写真に見えるような
覆い屋根ができました。

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豪雪期でもご覧の通り、御堂の屋根は雪から守られています
(2013年12月撮影)。


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西福寺のユニークな点がもうひとつあります。
本堂の入口にあたる庫裏・拝観受付を入って右手の階段を
上がった屋根裏が、カフェになっています。

西福寺に参拝し、開山堂で石川雲蝶作品の迫力に触れたら
カフェでひとやすみも一計。

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お茶をいただいて、ひとやすみしたら西福寺を後にして、
エリア最大の郵便局、小出郵便局へ。
魚沼市街地中心部、魚沼市役所の近くにあります。

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風景印は、越後三山(八海山・越後駒ヶ岳・中ノ岳)が描かれていますね
(風景印日付は画像消去処理をしています)。




今日はこれで魚沼を後にしますが、
行き方をすこしご紹介したいと思います。

お車の場合は、関越自動車道・小出ICで下りて約7分、
鉄道利用の場合は、上越新幹線・浦佐駅下車タクシーで約10分で、
それぞれ西福寺に着きます。

西福寺の情報のほか、魚沼観光の情報は魚沼市観光協会で入手可能です。
小出ICを下りて約5分ほど走った「道の駅ゆのたに」にあります。

http://www.city.uonuma.niigata.jp/kankou/

★石川雲蝶生誕200周年記念事業実行委員会
http://www.city.uonuma.niigata.jp/kankou/view/uncho.html#%88%CF%88%F5%89%EF

★西福寺ホームページ
http://www.saifukuji-k.com/


2014年05月12日

箱根登山電車


<ご当地フォルムカード>第六弾の先陣を切って
神奈川県「箱根登山電車」が、小田原・箱根エリアを旅しました。

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まずは箱根登山電車の起点である小田原駅で、
後北条氏の祖・北条早雲公像にご挨拶(像は駅西口前にあります)。


戦国の世には後北条氏の城下町、江戸時代は東海道の宿場町
としていずれも栄えた小田原。

現在では、小田急小田原線、JR各線などが乗り入れる
抜群の交通アクセスを誇っています。
箱根登山電車も、この小田原から多くの観光客を
箱根方面へと運んでいます。


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標高14mの小田原駅を出発する箱根登山電車は、
箱根湯本駅(標高96m)の次の塔ノ沢駅から
標高が150mを超え(153m)、出山、上大平台の
2つの信号場と大平台でスイッチバックが行なわれ、
その後、温泉、ホテル、美術館などで賑わう宮ノ下駅、
小涌谷駅、彫刻の森駅を経て、強羅駅に着きます。

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風祭駅付近にて。

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スイッチバックが行なわれる大平台駅にて。


小田原駅を出発した箱根登山電車の終点が、
標高541mの強羅駅です。

小田原駅との標高差は527m。
まさに日本有数の本格的な山岳鉄道・箱根登山電車ならではですね。
強羅駅までは約一時間の乗車となります。

強羅駅は「周囲の自然に調和し、スイスをイメージした
山小屋風の駅」という理由で、関東の駅百選に選定されています。
同駅からは「国登録記念物」に認定されている
美しい強羅公園へも歩いて行くことができます。

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強羅駅にて記念撮影。

この強羅駅からは、早雲山まで行くことのできる
箱根登山ケーブルカーが出ています。

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強羅駅前にある郵便局が、箱根強羅郵便局。

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郵便局側から強羅駅(駅舎の左側)を見ると
このような感じです。

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<ご当地フォルムカード>の絵柄で箱根登山電車が走る
線路脇に咲くあじさい。箱根登山電車を象徴するシーンで、
箱根の初夏の風物詩でもありますね。

沿線のあじさいは毎年、6月中旬頃が開花の時期となります。
箱根登山電車のホームページにも詳細が掲載されています。

http://www.hakone-tozan.co.jp/sightseeing/

ひときわ幻想的なのが、ライトアップされた
夜のあじさいです。6月21日から全席予約指定で運行される
「夜のあじさい号」にも乗ってみたいですね。


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強羅を後にして、小田原へ戻ります。
最後に観光ランドマークの小田原城に立ち寄りました。

北条早雲(当時の伊勢宗瑞)が小田原に進出して以降、
後北条氏五代約100年に渡る関東支配の拠点として
整備された小田原城。現在の天守閣は、1960(昭和35)年に
小田原市制20周年記念事業として復興されたものです。

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小田原・箱根エリアはまだまだ見どころたくさんですが、
今日のところは箱根登山電車と小田原城のご紹介で
帰路につきたいと思います。

最後に沿線郵便局の一部の風景印と局名入りポスト型はがきを。

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(左:箱根湯本郵便局の風景印)。
(右:箱根強羅郵便局名入りポスト型はがき)。

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(箱根宮ノ下郵便局の風景印)。

※風景印の日付は画像消去処理をしています。